人間は元々【一日二食】が基本だった
人間は元々【一日二食】が基本だった
人間は元々昼食と夕食の2食しか食べていなかったようです。
摂取カロリーも1600キロカロリーから1800キロカロリー程度であったそうです。
しかし現代は厚生労働省も朝食を含め『1日3食』を推進しており、摂取カロリーも成人男性なら2000キロカロリーから2500キロカロリーと増えています。
一日二食の時は【朝食】という文化がなぜなかったかというと、朝は『排泄』の時間だから胃腸に負担をかけないで休ませる意味もあったそうです。
朝食は英語で『breakfast』と書きますが、『break:破る fast:断食』を組み合わせています。
『断食を破る』すなわち『食べないことを止める』という意味になります。
なぜ『1日3食』という文化になったのか?
答えは上の画像の人物(トーマス・エジソン)が原因です。
もはや知らない人はいないでしょう。
世界中の便利なものを生み出した発明家です。
エジソンが発明した物の中に『トースター』があります。
ほとんどの家庭にあるパンを焼く機械です。
なぜ『トースター』が発明されたかというと、政府がエジソンに『人間の食の消費をもっと上げて経済を発展させる発明をしてほしい』と懇願したので生み出されたそうです。
そして朝食にトースターを使ってパンを焼いて食べる文化が出来上がり、パンに加えてサラダや飲み物などの消費も上がっていき見事に経済の発展に貢献しました。
その結果どうなったか?
1日3食の文化が発展して、食材の生産性も上がって安価で美味しいハイカロリーの食材も出回るようになりました。
そして人間は必要以上に食べ過ぎるようになって、肥満や生活習慣病に悩む人が増えました。
現在は医療費に膨大な費用がかかっており、政府も『摂取カロリーを抑えて食べ過ぎに注意』を推奨しています。
どのような人が1日3食食べるのが良いのか?
それはズバリ
成長期の子供とハードな肉体労働をしている人
です。
成長期の子どもは沢山動いて成長するため、成人した大人よりもより多くカロリーを摂取する必要があります。
成長期に沢山食べて運動して骨格や筋肉を発達させなければなりません。
ハードな肉体労働をする人も、長時間体に負荷をかけ続ける必要があるのでより多くのカロリーを摂取しなければなりません。
最後に
これらのことからほとんどの人は、無理して3食食べる必要は無いといえます。
成長期の子供や肉体労働者、ボディーメイクを計画的にしている人は別ですが基本デスクワークしかしていない人は1日2食で十分です。
無理して3食食べて病気になるより、朝は食べずに胃腸を休ませてあげてはいかがでしょうか。