【こいつはダメだ!】と思う会社員の特徴 その②
【こいつはダメだ!】と思う会社員の特徴 その②
その①でお話しした【ダメな会社員の特徴】について6つの項目について触れました。
おさらいすると
- 気が利かない
- 勉強・学習しない人
- 責任感がなく、何でも他人や環境のせいにする
- 非協力的
- 権利ばかり主張
- 一生懸命アピール
これらのうち1つでも当てはまると社会人失格とも言え、私個人的には『絶対に一緒に仕事をしたくない人』です。
まとめると【こいつはダメだ!】と思う社員は
自分の能力がないのにプライドだけ高く、問題意識や改善意識も持たず、会社員としての権利ばかりを主張して勉強も努力もしない。
のらりくらりと働いているただの『邪魔者・給与泥棒』と言えます。
このような社員を組織に入れないためにどうすれば良いか?
結論
- 入社させないこと
- 面接時に適性検査を実施させる
- 入社後2週間以内で見極める
の3つです。
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入社させないこと
入社時の面接で必ず【履歴書】を拝見しながら行うと思います。
しかしそこに書かれている内容は殆どと言ってよいほど、盛られた内容・中には嘘や偽りが含まれている場合があります。
『私エクセルのマクロが組めます・プログラミングが出来ます・大勢の部下をマネジメントしてきました・・・』などいくらでも記入できます。
そのことを実際に確かめるために、面接時に実技試験をさせてみましょう。
例えば、
・パソコンを実際に使わせてみて(エクセル・ワード)課題を与えて出来るか確かめましょう。
・マネジメント経験で実績を出したのなら、何人の部下でいくらの利益を出したのか?単価はいくらで粗利はいくらだったのか?など電卓を手に取って根掘り葉掘り聞いてみましょう。
・あなたがプログラミングが分かれば、実際にコードを入力させてみましょう。
というような実技試験をしてみれば、志願者の嘘が見抜けるはずです。
面接時に適性検査を実施させる
最近の適性検査は化学が進歩したため、性格・業務遂行能力・判断力・集中力など多岐にわたって調べることが出来ます。
金額も1人5,000円以内で実施できます。
ろくでもない社員を入社させて、何十万、何百万という給与を払うよりずっとコスパが良いです。
そこはケチらず、適性検査を実施しましょう。
入社後2週間以内で見極める
『試用期間が始まって、14日以内の者を解雇する場合に限って解雇予告手続きは不要』
という規定があります。
それは即ち『解雇予告手当』を支給しなくても良い、という事になります。
2週間の間にありとあらゆる仕事(簡単な作業)を与えて、『この人は集中して出来る人か?一生懸命する人か?最初は長い時間がかかっていたが、翌日には改善がされているか?同じ事を何度も言わせないか?』など見極めていきましょう。
一週間後くらいには、わざと『聞かないと分からない課題』を与えて実際に『ちゃんと質問をしてくる人』か確かめましょう。
そこで聞いてくる人はOKですが、聞いてこない人はこれからも自分の判断で勝手に仕事を進めて、周りに迷惑をかけてしまう可能性があります。
最後に
これらの3つの項目をクリアできない人であれば、残念ですが最後の項目の2週間で早めに見切りをつけたほうが御社にとって良い結果となると思います。
『せっかく入社させたのだから、ここは何とかして成長してもらおう』という気持ちも分かりますが、それが通用しない人が殆どです。
最初は周りの先輩たちに遠慮して、一生懸命やっている風に見せる人も中にはいます。
そして半年1年と月日が過ぎて化けの皮が剝がれて、会社は『こんなはずじゃなかった( ゚Д゚)』と後悔することだってあります。
そうならないためにも、採用は慎重に行って少しくらいの時間とコストは我慢しましょう。
そうすれば将来、周りはきっと良い仲間だらけになると思います。