【良い人材】はいません。【良い人材】へ育てることが重要。
よく人手不足の会社で聞く言葉があります。
『どこか良い人がいないかな?』
これは私が勤めている会社でも、ちょくちょく聞く言葉です。
面接でも『この人は良い人材だ!』と自信をもって採用したにも関わらず、『結果はイマイチの人だった😢』という経験も管理職の人は少なくないと思います。
しかしはっきり言います。
【良い人材】はいません!
それはなぜかというと、【良い人材】と言われる人は
・今勤めている会社に満足している
・会社で結果を出しているため、会社が手放さない
・仮に会社を辞めても、さらに良い会社に引き抜かれる
・キャリアアップを見据えて転職をするため、その場しのぎで会社を選ばない
などの傾向があります。
逆に言うとこれらの項目に当てはまらない人材だから、市場にあふれてしまうという結果になります。
【良い人材】はいません。【良い人材】へ育てることが重要
『じゃあどうすればいいんだ!』と思うと思いますが、答えは簡単です。
【良い人材】にあなたが育てればいいんです。
そのためには、面接の段階で【良い人材になり得る人】かどうかを見極める必要があります。
しかし、それは非常に難しい事です。
なぜなら応募者は何としても採用を勝ち取りたいがために、平気で嘘をついたり自分を大きく見せようと着飾ったりするからです。
その結果採用したはいいけど『なかなか仕事を覚えてくれない、ミスばかりしている、周りの人と上手くいっていない』などというような残念な結果となってしまいます。
ですが、そこは諦めて気よく指導をしていく方向に目を向けましょう。
人はロボットではありませんので、考え方・生きてきた環境・知識・経験など何もかも全部一緒という人はいません。
その人に合った教育方法を、管理職の人は考える必要があります。
会社にとって『人を採用する』という事は一番覚悟のいる事だと私は思っています。
管理職の人は『最初から仕事ができる人はいない。仕事ができる人に育て上げるんだ!』という気持ちで人を採用しましょう。
※今は転職エージェントという人材紹介会社が、御社にマッチングする人を紹介してくれる便利なサービスがあります。
どうしても自身が無い時はご利用してみてはいかがでしょうか?