【自分の事を棚に上げる私の上司】についてお話しします。
こんにちは、とらえにブログコーナーです。
ちょっとネガティブなことを書きますが、あまりにも腹が立ったので私の直属の上司についてお話しします。
何が起こったか結論から言うと、私が所属する営業所で新入社員のミスが発生し、それを電話にて直属の上司から一方的に攻められた上、感情的に叱責され理不尽極まりない対応をされたことです。
今回はその内容についてお話しします。
まず目次として
- 何が起こったのか?(自分の事を棚に上げた上司)
- 自分の事を棚に上げる人の特徴について
- そんな人への対処方法
- 最後に
とさせていただきます。
何が起こったのか?(自分の事を棚に上げた上司)
私は営業所で内勤業務をしており、直属の上司が休日や出張の際は私が責任者を代行する立場にいます。
弊社は卸売業のため社員はほとんど外回りをしており、私はほぼ営業所で事務作業や雑用作業などのルーティンワークをしています。
しかしどの職場でもそうですが、会社である以上何かしらのトラブルが起こるのは当然です。
今回は上司が出張中で、そのトラブルを新入社員が起こしました。
内容は簡単に言うと、伝票の請求先間違いです。
弊社は納品伝票はハンディターミナルで、現場にて発行できるシステムを採用しています。
トラブルを起こした新入社員は、そのハンディターミナルで請求先の先方の店名を間違えて入力しそのまま気付かず、ハンディターミナルのデーターを本部に送信してしまいました。
社内のルールとして、データーを本部に送信する前に必ず発行した伝票のデータを責任者に確認してもらうことになっています。
そのデータ確認を数年前から間違った方法でやっており、今回の新入社員のミスで露呈することになりました。
※内容を細かく説明すると長くなるので短く『間違った方法』と簡潔にまとめています。
データーを本部に送信した後ミスに気付いたため、出張に出ている上司に速攻で電話で連絡しました。
※悪い報告ほど迅速にしないと後で取り返しがつかないことになりかねません。
そこでその上司から言われたことが
上司:(感情的に)『なんで事前に(ルール通り)確認しないの?』
私:『(疑問を抱きながら)はい、すみません。』
上司:『ルール通りやってもらわなければこまるよ!』
私:『はぁ、すみません』
というようような奥歯に何か引っかかったような会話をしました。
ですが・・・!
上司のやっていた確認も、私が今回やっていたやり方と何一変わりないやり方すだったんです。
証拠に社員全員に聞き取りも行ったところ、全員『上司のやり方と私のやり方は違っていません』と口をそろえて言っていました。
すなわち自分の事は棚に上げて、私の責任を一方的に叱責したんです。
私はそこで怒りがこみあげてきて、上司が出張から帰ってきたら直接聞き取りをするつもりです。
※この記事を書いている時点ではまだ上司は出張から帰ってきてないので、結果は後程報告します。
自分の事を棚に上げる人の特徴について
承認欲求が強い
承認欲求とは、「自分が認められたい」という気持ちです。
「自分のことを褒めてほしい、すごい存在だと思ってほしい」という気持ちだと言い換えることもできます。
自分に自信がなかったり、プライドが高い人がこの欲求が強い傾向にあります。
このタイプの人が、周りから認められない場合に心のバランスをとるために、他の人を下げたり落とすことで自分の心の整理をつけようとします。
自分の事を客観的に見ることができない
読んで字のごとく自分で自分自身のことを客観的に見れていません。
「自分が周りからどう思われているか」「自分の言動が周りにどういう印象を与えるか」というのを気にする意識が弱いためにこうなります。
実際、自分のことを棚にあげている人は、その自覚が全く無いことが多いものです。
ストレスを自分より立場の弱い人にぶつける
人はストレスが掛かったとき、どのように対処するかで「内罰型」と「外罰型」に分かれます。
内罰型は、「自分に原因がある」と考え、自分自身を責める傾向があります。
それに対し、外罰型は「周りに原因がある」と考え、そのストレスを怒りなどの気持ちに変え、周りに発散します。
ストレスを発散することを目的で怒っているので、論理的ではないことが多いです。
の3つの傾向がある人は、自分の怒りを発散するためにキレたり、人のミスを指摘します。
して、認められたい気持ちが強いがゆえに人の悪口を言い「人の間違いを指摘してる自分は偉い」と思わせようとします。
さらに、自分が客観視できていないため、指摘している内容が自分もできていないなんてことを意識しようとすらしません。
こうして「自分を棚に上げる人」が生まれるのです。
そんな人への対処方法
棚上げしていることを本人に直接言う
「あなた、今自分のことを棚にあげてるよ」「自分はできてるの?」と直接言う方法です。
これは、指摘したあなたや周りのイライラがすっきりすると言う意味では、一番良い方法です。
※私は玉砕覚悟で今回はこの方法を選ぶつもりです。
しかし、相手よりあなたの方がかなり立場が上の場合や、あなたと相手が強い信頼関係で結ばれていない限りはオススメできません。
なるべく関わらないようにする
棚上げしている発言を聞くだけストレスが溜まるので、そういう相手と関わらないという方法も有効です。
そういう発言をしても「ああ、いつものやつね」と思って流すのです。
相手がそのような話を始めたら、さり気なく席をはずすか、気のない返事をして流すかなどの対応を取りましょう。
そもそも、そういう人と関わりを少なくしていくというのも良い方法です。
反面教師にする
自分を棚に上げている人の様子を見て、「もし自分が同じことをしたら、こんなに周りに嫌な思いをさせるのか」と自分への戒めとしましょう。
先ほどもご紹介しましたが、棚上げする人は基本的にその自覚がありません。
あなたもひょっとすると自覚無く棚上げをしているかもしれません。
日ごろから他人の棚上げを戒めとしていると、その分客観的に自分を振り返られるため、自分が棚上げしてしまう危険性が少なくなるでしょう。
最後に
自分を棚に上げる上司のパターンでよくあるのが、「部下を叱責して自分が優位に立ちたい」「ストレスを部下にぶつけて自分がスッキリしたい」というものです。
このような棚上げはパワハラであり、受けた方は先ほど紹介したどれかのパターンでの対応を検討しましょう。
そして私含めて同じような境遇の人は
・文句を言われないレベルにまで徹底的に仕事の完成度をあげる
・言われた内容を記録しておき、パワハラなどに触れそうなものがあれば直属の相談窓口に相談する。
※弊社は相談窓口が設置されていますので、上司の今後の対応次第では検討しています。
・同じように困っている人たちと連携をとり励ましあい、上司から引きずり下ろすための策を練る
上司は常日頃から部下から、厄介ごとを持ち込まれることを認識しておかなければなりません。
そしてそれを自分の成長の糧としてとらえて、問題から逃げてはいけないと思っています。
チャレンジした結果が間違っていたとしても、その経験はきっと次の責任者に受け継がれていくものです。
チームで起きた問題は間違いなく責任者である『あなた』の責任です。
起こった問題に対して責任を部下に押し付けているようでは『名ばかり管理職』と同じです。
部下を腐らせないリーダーになるための部下育成術 [ 二瓶哲 ]