新型コロナウィルスで死亡する人より、自殺者が圧倒的に増える懸念
今回は少し暗い記事を書きます( ゚Д゚)
皆さんは全国で一年間の自殺者数をご存じでしょうか?
その数はなんと!一年で約20,000~34,000人にも及びます。
一日に換算すると55人~94人もなくなっている計算になります。
しかも自殺者のその殆どは働き盛りの30歳代~50歳代の人ばかりです。
因みにコロナで死亡した日本人の数は5月末で約900人で、その殆どは免疫の低い高齢者となっております。
新型コロナウィルスで死亡する人より、自殺者が圧倒的に増える懸念
自殺者数は日本の経済状況に応じてする傾向があり、景気が悪い年は軒並みに年間30,000人を超えています(リーマンショック、バブル崩壊が起きた年は特に)
その理由は景気が悪くなって収入が減り、生活が困難になり先が見えなくなり生きる希望さえも失ってしまうからだそうです。
特に責任感が強いまじめなサラリーマンほどそのような傾向が強いそうです。
1991年のバブル崩壊、2008年のリーマンショック、2011年の東日本大震災、そして今回のコロナショック。
しかし今回のコロナショックは経済活動そのものが停滞しており、これまで以上の不景気が到来しているといわれています。
自粛、自粛で外出そのものができなくなり、人が必要以上の物を買う機会が減りお金を使わなくなって観光業・旅客運送業(タクシーや航空業界など)・ホテル業界・飲食業界・エンターテイメント業界は収入が大幅に減っています。
中には売り上げが9割も落ち込んだという企業もあるそうです。
何も起こっていなくても年間30.000人が自殺している日本なのに、この未曾有のコロナショックでさらに自殺者が増えることが予想されているようです。
コロナショックで日本はどうなるのか
航空業界大手のJAL・ANAや東京ディズニーランドを経営する株式会社オリエンタルランドなど大手の企業は資金が豊富にあるので、しばらくは従業員を解雇したり物件を売却したりしなくても経営はできます。
しかし資金が乏しい中小・零細企業は資金が持っても一カ月~二か月と言われています。
政府も色々と政策を考えていますが、いかんせん対応が遅いのでその効力も数カ月過ぎてからだそうです。
今私がこの記事を書いている最中でも待ったなし・死活問題になっている企業が沢山存在しているわけです。
私が思うに(ほとんどの人がそう思っているでしょうが・・・)今年はこれまでに無い今以上の不景気に突入していくと思っています。
私はバブル崩壊・リーマンショック・東日本大震災が起こった時代を経験しましたが、幸いなことに私が当時勤めていた会社はその煽りを受けることがありませんでした。
しかし今回ばかりはコロナショックの煽りを受けると覚悟しています。
人が外に出ないからお金を使わないのでキャッシュが入ってこない。
その上このコロナウィルスの問題がいつ終息するのか専門家でも分からない。
外出自粛がずっと続くと経営破綻する企業が増えていくという、負のスパイラルが続くことになります。
最後に
コロナウィルスは恐ろしい病気で死亡するリスクもあります。
しかしコロナウィルスで死亡する人というのは免疫力が低下している高齢者がほぼ全てです。
若い世代の人は感染しても完治する病気です。
世界の人全員が警戒をしなくてはいけませんが、外出を自粛しなければいけないのは免疫力が低下している高齢者なんです。
日本の経済を支えている働き盛りの日本人労働者の減少は、何としても食い止めなくてはいけません。
あまりに度が過ぎた自粛はいかがなものかと思います。