やめてくれ!【左折時に右に膨らむ】のは危険行為!
やめてくれ!【左折時に右に膨らむ】のは危険行為!
私はほぼ毎日運転しますが、よく見かける危険運転として交差点の左折時初動で【右に膨らむ】運転をする人がいます。
毎回私は心の中でこう思っています。
『いつか事故るぞ!』
なぜなら冒頭で言った通り非常に【危険な運転行為】だからです。
危険な運転に該当する理由として
この二点から危険であるといえます。
そもそも道路交通法では
『道路交通法 第三章 第三十四条 車両は、左折するときは、あらかじめその前からできる限り道路の左側端に寄り、かつ、できる限り道路の左側端に沿つて(道路標識等により通行すべき部分が指定されているときは、その指定された部分を通行して)徐行しなければならない。』
と定められています。
それではなぜこのような運転をしてしまうのでしょうか?
理由は
- 膨らんで左折することがかっこいいと思っている
- ホイールベース(車長)の長い車の運転に慣れていない
- 過去に左折で縁石に乗り上げたり、ぶつけた経験がある
主にこの3つに分類されます。
大型トラックなど車長が11メートル12メートルあるような車両では膨らむ必要がある場合がありますが、はっきり言って国産の乗用車・軽自動車で膨らまないと左折できない道路は皆無に等しいです。
自動車教習所でも、『車を出来るだけ左側に寄せて前輪が左折ポイントに差し掛かったらハンドルを切る』と教わっているはずです。
膨らんで左折する行為はカッコよく見えませんし、逆に運転が下手に見えてしまいます。
車長の長い車両でも(トラックやバスを除く)、日本の道路であれば教習所で習ったことを忠実に守っていればぶつけることも縁石に乗り上げることもありません。
心当たりのある人は不要な事故を起こす前に、今一度教習所で習ったことを思い出してスマートな左折をしてほしいと思います。