凡人で終わるシリーズその③:【新しい事】に【チャレンジ】しない人
凡人で終わるシリーズその③:【新しい事】に【チャレンジ】しない人
普段口では生き甲斐を求めて成功を望んでいても、いつも同じことを繰り返していて何もしない人がいます。
例えば
- 私は○○をして成功する
- 私は歌手になる
- 私はいずれ大企業の社長になる
という事を願っているだけでは何も得るものはありません。
なんでもそうですが何か新しい行動・チャレンジをしない事には、目標は達成することはできません。
なぜ新しい行動・チャレンジをしないのか?
それは以下の理由があります。
人間の脳の仕組みの関係で失敗を恐れている
からです。
これまで例えば生み出されてきた便利な物やおいしい食べ物というのは言うまでもなく、『生み出した人・その食べ物を口にした人』が存在するわけです。
最初に便利な商品を生み出すことを頭でイメージしても、常に『失敗』という不安に駆られます。
『もし失敗して巨額の損失をだしたらどうしよう?はたして自分にこのチャレンジを成し遂げることが出来るのだろうか?家族を路頭に迷わすことにならないだろうか?』
という不安が頭によぎります。
初めての物を口にするときは
『もし毒だったらどうしよう?もし食べて副作用が出たらどうしよう?おいしくなかったらどうしよう?』
という恐怖が襲ってきます。
そもそも人間の脳は古代から、『危険や不安を感じると自動的に行動を止めるようブレーキをかける』ように出来ているようです。
つまり今までの行動をずっと続けるほうが人間にとって楽なんです。
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ではどうしたら行動・チャレンジできるようになるのか?
それは
『勇気を出して一歩だけでよいので、とりあえず踏み入れてみる』
ことから初めてみることです。
例えば
- 毎日読書をする⇒1日1ページだけ読む
- 毎日ブログを書く⇒毎日とりあえずパソコンに座って電源をつけてサイトをひらく
- 毎日運動をする⇒着替えて靴を履いてとりあえず外に出るだけ出てみる
- 仕事で成功したい⇒与えられた仕事は後回しにせずすぐ取り掛かる・報告は誰よりも早くする
というようにいきなり大きな目標(1日1冊本を読む・1日10キロ走るなど)を達成しようとしない事です。
いきなり大きな目標を達成しようとするとすぐ挫折してしまうので、小さなことからコツコツと初めて習慣化させ脳と体を慣れさせていきましょう。
周りから馬鹿にされることもあるかもしれませんが、そんな事は基本的に無視してください。
馬鹿にする人は、その他大勢の凡人で終わる人です。
最初は周りから人が離れて孤独を感じることもあるかもしれませんが、ずっと継続していくときっといつか同じ志を持った仲間が周りにいるはずです。
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私の場合、毎朝4時30分に起きてコーヒーを飲みながら読書をした後、筋トレとランニングを1時間行ってから出勤するという習慣があります。
今まで早起きと運動習慣が無かった人がこれをやれと言ったらすぐ挫折するでしょう。
しかしこの習慣を始める前の私は、運動が大嫌いで起きる時間もいつまでもギリギリまで寝ていました。
ひょんなことから運動習慣が身に付きましたが、最初は1日に『腕立て伏せ・腹筋・スクワット』を10回だけという簡単な事から始めました。
しかしかれこれ5年が過ぎ今では、起床時間を早くしてでも運動するメリットを十分に感じていますのでこの習慣はこれからも続けていくつもりです。
今ではこの習慣は『キツイ』と感じることは全くなく、逆に心地よいくらいです。
もう一度言いますが、
いきなり大きな目標を掲げず、小さな1歩から始めて徐々に脳と体を慣れさせて習慣化させましょう!