【お酒が好き】でも心配なし!筋トレ・ダイエットとお酒の付き合い方
ダイエットや運動をしている方にとって、【お酒はNG!】と思っている方は多いと思います。
確かにお酒を呑むとストレスホルモンの一種の【コルチゾール】が増加して、筋肉を分解する作用が働くため代謝も落としてしまいます。
そして人間の体にアルコールが入ってくると、肝臓がアルコールを優先的に分解する方に働き蓄えていたグリコーゲン(糖質)を血中に放出するため、余分な糖を脂肪細胞に取り込んでしまい太ってしまうという悪循環に陥ります。
そもそも食事が体内に入ってくると
- 胃で分解される
- 小腸に運ばれ各栄養素を吸収する
- ダイエットで敵対視される糖質(グリコーゲン)は肝臓と筋肉にまず運ばれます。
- 肝臓と筋肉で処理しきれなくなった糖質は脂肪細胞へと運ばれる。
- 小腸で各栄養素を吸収したら最後に大腸で水分を吸収する
というような工程を経ています。
”筋肉量が多い人が太りにくい”と言われるのはそれだけ沢山のグリコーゲン(糖質)を蓄えることが出来るからです。
アルコールは人間にとって【毒】と体が反応するためグリコーゲンを蓄える事よりも、”アルコールを分解することが優先”と体が反応し食べた糖質は脂肪細胞に取り込まれるばかりか、これまで蓄えていた糖質さえも脂肪細胞に取り込まれてしまいます。
【お酒が好き】でも心配なし!筋トレ・ダイエットとお酒の付き合い方
では【ダイエットもしたいし筋肥大もしたい】という人はどうすれば良いのでしょうか?
結論から言うと
- 呑む量・呑み方を考える
- 飲んだ後に軽く運動をする
この2点を守っていれば良いと思います。
※因みに私は鹿児島生まれ鹿児島育ちという事もあり、大のお酒好きで毎日お酒を呑んでいますがこれから話す事を日ごろ守っているため体型は維持できています。
呑む量・呑み方考える
私の場合ですが、仕事の日と休日でのお酒の呑み方は考えています。
仕事の日は
- 夕食の前に500mlの水を飲む
- 夕食を食べている時は一緒にお酒は呑まない
- お酒は食事が終わってから500mlを呑む
というルールを決めています。
食事前に水を飲むことで胃が一杯になって、食事の量も減ります。
アルコールだけ呑むと血中のアルコール濃度が上がってしまうので、お水とお酒は最低1:1の割合で呑みましょう。
食事と一緒にお酒を呑むとどうしても食事量が増えてしまうので、お酒は食事が終わって洗い物も完了させた後に楽しむようにしてます。
私は毎朝5時前に起きていますが、翌日の目覚めも良く出勤前の朝のトレーニングにも励んでいます。
休日の日は朝から何も気にせず好きなだけお酒を呑んでいますが、翌日が出勤の時は夜は考えて呑んでいますので特に問題はありません。
呑んだ後に軽く運動をする
冒頭で”人間の体にアルコールが入ってくると、肝臓がアルコールを優先的に分解する方に働き蓄えていたグリコーゲン(糖質)を血中に放出するため、余分な糖を脂肪細胞に取り込んでしまい太ってしまうという悪循環に陥ります”と話しました。
ですので冷静に考えれば、血中に漂っているグリコーゲンをすぐ消費すれば良いという事になります。
呑んだ後に軽く外を散歩する、付き合いで呑んだ後は一駅前で降りて歩いて帰るなどの、軽い運動を取り入れれば脂肪細胞に取り込まれることはありません。
ここで注意してほしいのが、飲みすぎに注意です。
歩けなくなるくらいまで呑んでしまうと、運動どころではなくなるのでせめてまっすぐ歩けるくらいまでの飲酒量にしましょう。
最後に
よくお酒が飲めないフィットレストレーナーや筋トレYouTuberの方たちが、口をそろえて言います。
『お酒はダイエット・筋肥大に悪影響を与えます。呑むとしても週に1回までにしましょう!』
確かにそれは間違ってはいません。
私もお酒を呑まなければ、もっと筋肥大しているかもしれません。
しかし筋トレYouTuberのコアラ小嵐さんや、サイヤマングレートさんはダイエット中にも関わらずお酒を呑みます。
それでもあれだけ結果が出ていますので、要は【お酒と上手に付き合えば我慢する必要はない】という事になります。
筋トレやダイエットは1日2日で達成できるものではないので、継続力が必要になります。
【お酒が呑めないストレス】とずっと戦うよりも、お酒を適度に楽しみながらダイエット・筋肥大をしていくほうがずっと楽しい人生が送れると思います。