【嫌な事】を後回しにする人が【すぐ行動】に移せる方法
大事なレポートや会議の資料などの提出期限が迫っているのにもかかわらず、『まぁ、後でやればいいや!パッパッと終わらせられるでしょ!』と心の中で思った経験はないでしょうか?
やらなきゃいけないのは分かっているのに時間ギリギリまで作業をせず、You tube動画を長時間見たり、テレビを見たり、ゲームをしたりして、いざ作業に取り掛かってみると予想外に時間がかかってしまって提出期限を守れなかったり、品質が悪かったりした経験は多くの人が持っていると思います。
なぜこのようなことが起こってしまうのでしょうか?
その答えとして
- 失敗したくない
- 何から始めて良いか分からない
- 面倒くさい
- 興味がない
- 気分が乗らないからとりあえず好きな事をしたい
など人によって様々です。
しかし、やるべき重要な事を後回しにするとクレームや事故などイレギュラーな事が起こったりするとそちらの処理に時間を取られる羽目になり、結果的に間に合わなくなることになります。
そこで今回は、そのような事にならないようにどうすれば良いかお話しいたします。
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【嫌な事】を後回しにする人が【すぐ行動】に移せる方法
結論として
- ToDoリストを作成してやるべき内容を整理する
- 後回ししそうな心境になったら『メルロビンスの5秒ルール』を使う
- 先延ばしの先に待っている最悪な未来を予想する
の3つの項目に分かれます。
ToDoリストを作成してやるべき内容を整理する
怠け癖のある人で、その癖を治したい人はとりあえず現状で『やらなければいけない事』のリストを書き出してみましょう。
紙、付箋、チラシなどなんでも構いません。
そのリストに『重要度・何を・どれだけ・いつまで・どのようにして』片づけるのか殴り書きでもよいのでまとめてみましょう。
そうすればなんでも先送りにする怠け癖のある人は、意外に『やらなければいけない事』が蓄積していることに気付くと思います。
最初は小さなToDoでも構いませんので、とにかく書き出してみて優先順位の高い物から片づけていくことをお勧めします。
後回しにしそうな心境になったら『メルロビンスの5秒ルール』を使う
『メルロビンスの5秒ルール』とは、何かを実行する前に自分の心の中で『5・4.・3・2・1・0』と数えて、その後に実行に移すというやり方です。
5秒数えた後に『よし!やるぞ!』と小さな声でも良いので口に出してみると、意外に作業に取り掛かれるものです。
人間は心の中では反対に思っている事でも、嘘でも口に出してみると意外に実行に移せる動物のようです。
ちなみに私は筋トレを行う時に気分が乗らないときは、この方法を使っています。
この記事を書いている私も人間ですので、時には『めんどくさい。怠けたい。』と思うこともしばしばあります。
その時はこの方法で何とかやり切っています。
先延ばしの先に待っている最悪な未来を予想する
やらなければならないことを先延ばしにしても、良い事はほとんどありません。
なぜなら先延ばしにしている最中に、イレギュラーな事態が発生することも予想されるからです。
クレームや家族の不幸、病気などになってしまっては決められた期日までに物事を終わらせられる可能性は極端に低くなってしまいます。
運よく終わらせられても、品質が低かったり的外れの仕事をしていたらその後の修正に時間を取られてしまいかねません。
ですので仮に『この事案を先延ばしにしたら、自分は数日後どうなっているだろうか?別件でクレームがあるかもしれない、私が病気になるかもしれない、家族に不幸が起こるかもしれない』など、最悪な事態を頭の中に入れておきましょう。
ほとんどのケースでは最悪の事態は起こりませんが、そう認識することによって物事を先延ばしにする癖は無くなります。
最後に
この記事を書いている私も恥ずかしい話ですが、数年前までは『めんどくさい事は先送りにする人間』でした。
その結果、仕事では先輩や上司に迷惑をかけ続け、日常生活では何をするにもめんどくさいので体型もみっともなく食生活や日常生活もだらしないものになっていました。
勿論仕事ではあまり評価されず、日常生活も楽しくない日々が続いていました。
しかし『これではいけない!』と思って一念発起し、38歳で『自分を変える努力』をしました。
そこでまず取り組んだのが『運動』と『なんでもすぐ行動に移す』ことでした。
それをずっと継続した結果、自分で言うのもなんですが今では仕事でも評価され私を馬鹿にしていた同僚や先輩達よりも上の位に行くことが出来ました。
今でもToDoリストは自分で作成していますが、現在ではそのリストを誰よりも早く片づけていくことに楽しみ感じています。
真っ白なToDoリストにした時に『オレ、頑張ったな!』と自分で満足しています(笑)
結果はどうであれ『なんでもすぐ行動する人』は評価されます。
林修先生が言っていた言葉に『いつやるの?今でしょ!』という名言があったように、行動をすぐ実行に移せる人は将来何かしらの成功を収めることが出来るかもしれません。
なんでも先送りにしてきた人は、仕事・私生活に関わらずこれまでお話ししてきた上記3つの事項を是非実行してみてください。
きっと『やってよかった!』と思える日が来ると思いますよ。
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